お前も、スケール地獄に落としてやろうか‼(閣下より引用)
どうも、アドバイザーの佐々木です。
いやー皆さん、スケール練習してますか?
留学時代といえばスケール
スケールに始まってスケールに終わるといっても過言はないくらいでした。
半音階、2,3,4オクターブからインターバル、3度、4度、5度…全音階 etc.
もうね、これが逃れられないんですよ。フランスのレッスンでは朝から始まって最初にみんなで基礎をやっていくのですが、ロングトーン的なやつとかリップスラーもトリルもとにかくスケールに組み込まれた形でわーっとこなしていくんです。さらにグループなので数人がまるでついていけてなくてもどんどん先に流れていくので出来ないとただただ吹けない時間が過ぎていくだけなんです。周りの生徒は普通に吹いていてその時の疎外感たるや…
これは敢えてやっているところもあって、普段からちゃんと触れていないといけないという意識づけの意味もあるのです。
それは曲の音列のほとんどがある調性に従って書かれていますから、それらを習得することでより作品の理解と演奏テクニックをより早く結びつける効果があります。
これがなかなかレッスンでやれといっても難しいのですが、これ本当にやった分だけ効果出ます。クオリティも大事なのですが、それ以上に体に音と動きが染み付いてしまうくらいに量をこなすのもとても重要です。時間がなければスケールの練習を優先的こなすことで技術向上になりますし、個人的な体験だと音域アップにもとても役に立ちますよ。
それでもなかなか生徒に課してもみんな避けちゃうんですよね…。
こうなったらイベント化しちゃったりしたほうが良いのかも?
ジョイブラス春のスケール祭り
真夏の蒲田スケール大会
秋のスケール大収穫祭
第21回紅白音階合戦 みたいな感じで…
そしたらもう年中スケールが止まらないですよ。
I can't stop the scale practiceです。
初めはしんどいかもしれません、でもやることでだんだんと少しづつでも見えてくるはずです。
きっとそこには楽園が…
それでは、また。
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