どうも、アドバイザーの佐々木です。
マウスピースメーカーの第3弾はGriegoです。
えっ!いきなり?と声が聞こえてきそうですが…
良いんです(笑)
自分が通ってきたメーカーとそれにまつわる話が出来ればという個人的な話から広げていければと思っています。
そもそも第2回がクルトワだったですしね。
というわけで、そうですね…アレッシホーンを買ってから、もう8年ほど経つでしょうか?あれからさらに中古ですがもう1本買って今はそれをメインで使っています。
それまではクルトワの420MBO…といっても20年近く前のB&S時代のものです。クルトワ自体がB&Sに買収?されたかなんかで一時期このB&S時代の楽器がありました。それでも今と違い、フランスの工場も稼動してましたので「Made in France」と刻印されていました。その後ビュッフェグループがクルトワを買い戻し、B&Sも買収し、金管楽器の製造を一元化したためドイツ製クルトワが誕生したのでありました。
前置きが長くなりましたね(笑)
そんなクルトワを使いながらずっと思ってたのですが、
アレッシホーンを買う一年ほど前から、仕事したりするのに少しテイストの違う楽器が欲しいなと思い、色々と探していました。そこで見つけたのがエドワーズということでした。
エドワーズという楽器はアレッシをはじめ、アメリカのプレーヤーが多く使うようになり僕がちょうど高校を卒業したくらいから身近に見かけるようになりました。
ただ、エドワーズ自体にマウスピースは付いておらず、ゲッツェンの場合はGetzenと刻印されたマウスピースが付属だったように思います。僕の記憶ではグレイゴマウスピースは2000年半ばくらいから見かけるようになりましたかね…。
それで、アレッシホーンを購入した流れバックの5Gで吹いていたのですがイマイチしっくりこなくなってしまいました。
それで初めに買ったものがグレイゴNY4です。
まあ、単純に同じようなメーカーのところから出ているからというのとサイズ違いで吹き比べたところ多少大きいほうが良かったというのもありまして4サイズ、そして後々3サイズも買いました。この3サイズをしばらくは使い続けていましたね。
でも、なんだかしばらく経ってくると、どうしてもリムの感じというか違和感を感じていました。未だによくわからないのですがね…。
そうこうしてる内に出ました。
Griego - Alessi
このアレッシモデルはグレッグブラックにあるNYシリーズ(旧アレッシ)と比較的スペックが近いように作られているもののかなり違った印象があります。
これから探せば流石に合うでしょうと色々と吹いて買いましたね。
ただこれも、なんかリムが合わない感じがどうしても出てきます。
本当になんなんでしょう(笑)
吹いた感じは良い感じなんですが…音色は落ち着いた倍音を含んだ音といえば良いのか、温度でいうと少し冷たいというか座ったという感じの音色感がするイメージです。キャパシティも大きくハッキリとした質感になる傾向があると思います。
個人的にですが、このGriegoのマウスピースは個体差が多いように感じます。
ですので同じ型番でも結構違うなって思うことがそれなりにあるのですが、どういう作り方なのかすごい気になりますね。
今はモデルも増えて選択肢もかなりあるマウスピースメーカーとなりました。
楽器も比較的選ぶ傾向があると思いますが、選んでいけば合うものがみつかるはずです。これからもさらに進化していくメーカーだと思います。
今回はここまで、それではまた。