佐々木一成のブログ

JOYBRASS トロンボーンアドバイザー、佐々木一成のブログです

マウスピース vol.2(Bach)

どうも、アドバイザーの佐々木です。

 

マウスピースの1回目はBachです。

f:id:kazooy:20180819112106p:plain

言わずとしれたトランペット、トロンボーンのビッグブランドです。今年が創業100周年ということでそれにちなんだモデルも出ましたね。

 

今までの記憶だと、バックのマウスピースはどこのお店にもあるような気がします。それほどまでに流通量も他のメーカーよりもはるかに多く、沢山の方が良くしっているメーカーではないでしょうか?

さらに、その歴史から現在出ている、色々なメーカーのマウスピースの原型になっていることがとても多くあります。元々はカスタムでいろいろなプレイヤーの意見を取り入れて作ってきた歴史もあり、型番と数値は必ずしも規則的ではないですね。

 

バックのマウスピースといえばその万能さが際立ちます、今良く見る型番の多くは色々な変遷を経て存在していて様々なニーズのなかで生き残ってきたものたちと言えます。ですので、ジョイブラスでもとりあえずバックから選んでおけば…的な状況はかなり多くありますね。

とはいえ本国のウェブサイトからカタログをみると通常とされるラインナップも普段お店でみるよりも随分と多く存在してることがわかります。

僕は5Gを良くつかっていました。6-1/2もいくつか持ってはいますが、サイズ的に苦手だったこともあり結果的に5Gを多く買うような感じになってましたね。

また、現在バックのトロンボーンを新品を買うと6-1/2Aが付属してきます。Bachを買ったことないので良く知らないのですが、これって昔は6-1/2ALとかじゃなかったんですかね?というのも留学中も6-1/2サイズのプレイヤーのほとんどがALを使ってたものですから…どうなんでしょう?

バックのマウスピースは個人的にはちょうど良い音色感、本当にスタンダードと言えるようなマウスピースで硬すぎず柔らかすぎず、倍音も多すぎず、少なすぎず、明るさもちょうど良いと思います。

比較的どの楽器でも問題と感じたことはないですし、リム形状がサイズによって大体決まっているのでそれが合うかどうかというところになります。

リムだとノーマル、ラウンド、ワイドあたりがありまして。

ノーマルリムが右の写真です。

f:id:kazooy:20180819184552j:plainf:id:kazooy:20180822162439j:plain

右がラウンドリムです。5GB や4GBがラウンドリムです。(若干見づらくてすみません)

ラウンドリムは僕は苦手です…、どちらかというとフラットなほうが好みです。

ワイドリムは無かったので写真はありませんが、記憶にあるのはワイドかつラウンドっぽいリムになっていたような…

あとはバックボアですが、5GSの太管だけ5、6mmくらいの長さでバックボアの最後が広がるように削ってあります。オフィシャルのリストだとmodified(修正した)と記されてます。

これも、プレーヤーのどなたかのアイデアなんでしょうね…きっと。

写真とりましたが、見づらいですね(笑)わかりますでしょうか?

左が5GS、右が5GLです。

f:id:kazooy:20180819192550j:plainf:id:kazooy:20180822162922j:plain

こうみると結構違うものです。

今回リストを見てて初めて知ったのですが

6-1/2Aから1-1/4Gまでの普通のモデルのスロート、バックボアは同じなんですね!(ぱっと見よくわからないですが…)うーん、面白い。それでもバランスなんでしょう、内径と深さで違いがちゃんとそれぞれ出るのはすごいと思います。

それとウエイト重めが良ければメガトーンやアルティザンもありますしね。

メガトーンの場合、普通のタイプのものと比べてスロートが少し大きくなっています、これも全体のバランスを考えられてのことでしょう。またアルティザンは古いマウスピースを元に作られているようですが…

左がいわゆるニューヨークバック12、右がアルティザン6−1/2ALです。

f:id:kazooy:20180822155309j:plainf:id:kazooy:20180822161545j:plain

まあ、似てると言われれば似てるような感じですね、どうでしょうか?

現行のものと比べて全体的に縦長なフォルムといいましょうか。

当時は職人さんが1本ずつ手作業で作っていたせいもあり個体の状態のバラつきも大きく形も様々なところもあったのでどのタイプを採用したかで変わるとは思います。たしかにネット上で見かけるものも、昔のマウスピースの多くが若干縦長な感じでしたね。

 

一口にバックといってもその歴史と製作された本数で誰しもが通るといっても過言ではないくらい一般的なマウスピースとなりました。僕が留学していたフランスでも沢山のプレイヤーがバックを使用していたように思います。

 

迷ったときには今一度バックを。

 

今回はここまで、それではまた。