佐々木一成のブログ

元JOYBRASS トロンボーンアドバイザー 佐々木一成のブログです

ピアノ合わせ

どうも、アドバイザーの佐々木です。

この間リサイタルのピアノ合わせ(一回目)やりました。

いや~めちゃくちゃ楽しかったです!

笑いが絶えないリハでポジティブな合わせが出来たと思います。

でもやりながら思ったんですよ…

 

昔からピアノとの合わせが苦手なんです…。

 

なんていうかアンサンブル感が良くわからなくなるんですよね~、それでも大分慣れたとは思うのですが吹いてて不安になることが良く出てきます。

とまあ、リサイタル前に何を言ってるんだ状態ですが(笑)合わせをやってみてうーん、やっぱりね…。ってなったんですよね。

なんでだろうとずっと考えているのです、まずは慣れが自分的に足りないのかな?とは思うんですがそれにしても鳴ってる音の感じと自分の演奏がイマイチこう合わない感じになるんですよね。

鳥塚くんはちゃんとバランスや響き、演奏の仕方もバシッと注文も出来てて

すげ〜って思いましたね。

終わったあと相談をしてみましたが

「音が減衰する楽器というのもあるんじゃない?」という話を聞いて

ほう…と思い考えてみましたが、ギターとかだと大丈夫なんですよね…。うーん、やっぱり慣れかな?人の演奏を聴いてるぶんにはわかるんですけど。

何かヒントあれば教えてください(笑)

まあ、色々とやってみてリサイタルの準備をしようと思います。

 

あとはホールとかでやられるんですよ。

響きが変わって聴こえてしまって違和感を感じてしまって動揺するというか、オーディションとかでも良くあったのですがチューニングをしたときに「あっ……」と違和感を感じて不安になるときがありますね。なんかこう音場の環境に左右されるというか…。

それでもたまにとても良くマッチする場所に出会うとめちゃくちゃ吹きやすいです。

あれかな〜自分の音をまだ聞きすぎるきらいがあるのかもしれません。

みなさんはどうですか?そういうのってありますか?

 

これからは色々となんでも教えて&聞いてくださいね(^^)

あと改めて質問を募集します!

kazooy1978@gmail.com までよろしくお願いします〜。

 

 

 

 

頭の整理が9割

どうも、アドバイザーの佐々木です。

 

今回は楽器を練習するというのはどういうことか?というのを考えてみましょう。

音出し、基礎練習、エチュードなど曲の練習などなど…ほとんどの方が練習のメニューとしてやっているとは思います。

レッスンをしていると良く感じるのですが、多くの場合「楽器を吹く=フィジカルな練習」になっていく傾向があるのではと思います。

例えば吹いているうちに練習しているフレーズは覚えてしまって、それが吹けるようにの繰り返し練習をするような感じになりがちですね。とはいえ楽器を吹くという行為、とくに金管楽器はフィジカルな部分がそれなりに必要とされるので、そういう練習も必要だと思います。特にトロンボーンに関して言えばブレス、アンブシュア、スライドワークなど体全体で演奏することになるので…。僕も若い時はとにかく練習してました、前にも書きましたがレッスンに持っていかないといけない課題が多かったのもあって半強制的に練習を沢山しなきゃいけなかったのもあります。

確かにもちろんそれでも上達してはいけると思うのですが、僕が大事だと感じるのは頭で整理できているかどうか、というところです。吹く前に歌えているかとか、ポジションが確定しているかとか、そして今何の練習をしているかというのが大事なポイントだということです。

 

シンプルにイメージした歌のように吹いてみて、そこで感じることを紐解く必要があるのとそれをアプローチするときにちゃんと整理できているかどうかを考えてみましょう。

ある生徒に「今吹いた自分の演奏はどうだった?」と聴くと「上手く吹けませんでした」と言われることがありました。それは世界の超一流のプレーヤーも同じことを思うかもしれない感想だと思うのです。それだとなかなか解決しないですよね?

そうではなくてどこが?どういう風に?どうなってしまっているのか?というように考えられると良いですね。それでも若いうちは経験ややり方の引き出しも少ないのでなかなか難しいところもあると思います。なので実験をするのです、試行錯誤を繰り返してみるんです、そうすると途端に同じように繰り返すことがなくなっていきます。周りが聴いて同じような練習をしていても自分のなかでは明確な意識と違いをもって練習出来るようになります。

 

僕自身もそれをするようになって調子も戻っていきましたから…それまでもやってたつもりではいたのですが、引き出しがまだ少なかったのと演奏時にそのまま持ってきてしまって演奏行為を複雑にしてしまっていったので上手くいかなかったのだと思います。なので、実際に演奏するときはより頭も動きもシンプルに出来るように練習していけると良いですね。人は身体が疲れていると休みますが、頭だけが疲れている場合は意外と続けてしまうような気がします。なので頭と身体のバランスが大事ですが、個人的に頭整理が練習の9割くらい占めていると思います。

 

自己分析は緻密に、演奏時はシンプルにをオススメします。

 

よくわからない場合はまた質問をくださいね!

今回から質問は kazooy1978@gmail.com までお願いします。

27日のリサイタルのチケットもこちらから出来ます!!(前回の記事をみてください)

 

 

 

そろそろ

お久しぶりです、と毎回言っている気がする…

死ぬほど暑いですね…どうもアドバイザーの佐々木です。

 

もうね、大変ですよ!!

 

色々と大変で滞ってるものばかり、アメリカの思い出とかアライアンスのこととか書くことは沢山あるんですけどね。

そろそろちゃんとやろうかなとは思います、ええ。

ということでまた。

 

あっ、8月27日にリサイタルやりまーす。

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よろしくです!それではまた。

お久しぶりです…。

どうも、アドバイザーの佐々木です。

安心してください、生きてますよ。

いや~、空きましたね〜。自分でも驚愕です

空いた期間が約2ヶ月ですね、はい。すみません…。

 

まあ、もはやこんなに更新していないと誰も見なくなるとは思うのですが。地味にでも続けていきますよ。(意地)

 

そんな訳でね、5月1日から

アメリカ行ってきます。(小声)

ボストンのシャイアーズの工場に行ってきます。そこで色々な楽器を試してきます!

 

「おお!佐々木さんもシャイアーズを買うんだー」

 

と思ったあなた、そうなんですよ〜多分…。うん、おそらく。いや、きっと…

というわけでゴールデンウィークには佐々木はジョイブラスにおりませんm(_ _)m

日程は5月1日〜5月9日までアメリカにおりますです。

初アメリカですよ、ええ。フランスに留学していたこともあってヨーロッパはそれなりに行ったことがあるのですが、USAにはまるで行ったことないんです。

うーん、若干不安なこともありますし、海外に行くこと自体が12年ぶり?くらいなものでパスポートも再取得してきました。

時の流れと不摂生は残酷なものであまりに肉体改造された自分をみることになりました。ええ…。

 

それでアメリカから帰ってからは

S.E.Shires Trombone Alliance

があります。

5月16日(水)豊洲シビックセンターで19時開場、19時30分開演です。

チケットは一般3000円、学生2500円の全席指定、完全予約制のコンサートです。

お問い合わせはジョイブラスまでどうぞ。メールでの問い合わせはこちらから

 

このコンサートはですね、世界を巻き込んだプロジェクトになるのです。日本のプレーヤーだけではなく世界の主たるプレイヤーを、トランペットも含めて特にShiresを使用しているアーティストを中心に行っていくムーブメントの旗揚げ公演みたいなやつです。

これ自体はシャイアーズの個人的には楽器のメーカーも超えてトロンボーン界が一層盛り上がるような形になると良いなと思ってます。

 

そしてこれには

僕も出ます(驚)。そして結構がんばります。

どういう形で出るかは当日までのお楽しみとさせてください!!

ざっくりとした内容はジョイブラスのブログに書いてありますが、変更もあるかもしれません(笑)まあ、ボストンやニューヨークの話もできれば良いのですが、もはや当日までどうなるかわからないことが多いのです…。あまり見れない佐々木を見ることが出来るかも…。

 

という訳で近況報告のようなブログでした。

それでは、また。

 

 

 

 

 

 

 

 

アドバイザーのこれ聴いてみよう vol.2

どうも、アドバイザーの佐々木です。

はい、今回もアドバイザーのこれ聴いてみようです。

今回の曲は

ジャック・カステレードの

「Concertino」です。

www.youtube.com

この曲を聴いてあれ?と思ったひともいるでしょう。

実はこの曲、もともと「Sonatine」というトロンボーンとピアノの為の曲をトロンボーンとトランペットと弦と打楽器という編成にカステレード本人がアレンジしたものなのです。

 

ちなみにソナチネは

www.youtube.com

これです、これはミリシェーの日本でやったリサイタルのときの動画ですね。

 

クラシックをやっているトロンボーン吹きにとってカステレードというと上述のソナチネ、バストロンボーン(テューバ)の為のFantasie Concertante、トロンボーンカルテット、若干マイナーですが3トロンボーンとテューバとピアノとパーカッションの為のPrelude et Danceくらいでしょうかね?

 

ソナチネは2楽章がとても美しい曲で、今でもあらゆるトロンボーン曲のなかで1番好きなメロディーです。最初の動画は1楽章しかないのですが、Concertinoのオリジナルの編成のものが他に見つからなかったので…。ピアノ版の方は沢山あるので探してみてください。Concertinoを取り上げた理由はもともとソナチネを聴いてると、弦楽器がとても合うんじゃないかな?ずっと思っていたらあるときフランスの楽譜屋で楽譜を見つけてなんか嬉しかった記憶があります。編成的に演奏出来たことはないのですが、いずれはやってみたいですね〜。

 

という感じで、今回はここまで。それでは、また

 

 

 

アドバイザーのこれ聴いてみよう vol.1

どうも、アドバイザー佐々木です。

今回の企画は「アドバイザーのこれ聴いてみよう。」です

この間、トロンボーンユニットアラスカ(和田充弘、河野広明)のお二人とトロンボーンの曲の話になってyoutubeで色々な曲を聴いていたのですが、

「それさ、面白いからブログで紹介してよ」

と言われたので、やってみようということになりました。

栄えある1回目の曲は

ミヒャエル・ハイドンの

「ホルンとトロンボーンの為のコンチェルト」です。

原曲の編成のままだと思うのですが、他の音源だとホルン2本でやってたりもします。

自分の持っている譜面だとトロンボーンはビオラでも演奏可と書かれていますね。

その昔高校生の頃だったか広島のタワーレコードでベッケが吹いているというクレジットだけで買ったような気がします。当時どんな曲かもわからなかったですが、とても美しい曲ですぐに大好きになった曲です。

ちなみにトランペット協奏曲で有名なヨーゼフ・ハイドンはミヒャエルのお兄さんです。

www.youtube.com

高校のときに買ったCDまさにこの音源ですね。

この曲、音域のせいかほとんどの演奏はアルトトロンボーンを使用して演奏されることが多いのですが、ベッケさんはアルトは吹かないのでいわゆるテナーバスで演奏しているのです…。全体的に高い音域と1楽章のトリル地獄みたいなやつが鬼門の曲です。

古典時代のレパートリーが少ないトロンボーンにとっては重要な曲のひとつだと言えます。

 

まあ、こんな感じでこのコーナーもやっていこうと思います。

今回はここまで、それではまた。

 

 

明けましておめでとうございます。

  明けましておめでとうございます。

どうも、アドバイザーの佐々木です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

昨年は個人的に色々なことがあり、人と自分と人生というものを今一度考えさせられた一年ではありました。そんな状態の中でこのブログも中々更新出来てなく、JoyBrassで出会う方々に「ブログ楽しみにしてます」と幾度となく言われて、もっとちゃんとやらないとな…と思うことも沢山ありました。

まあ、そんな状態のブログでしたから質問も減っていってしまって年末にかけては自分の思うことしか書くものもなくなっていきましたね。

 

と、いうわけで…。

 

もう少しスタイルを変えてこのブログを活かしてみようかな?と考えています。

まあ、結局は自分の思う感じのことを書き連ねることになるのでしょうが。もう少し色々なことについて僕がどう思っているのか、僕が感じることはなんなのか?を書いてみようかな?と…すぐ折れるかもしれませんが(笑)

もちろん!!質問も今まで通り…いや、今まで以上に募集しますよ!

というわけで、 twitterも含めてよろしくお願いいたします。

 

佐々木 一成